DX Suite では両面(表と裏でレイアウトが異なる場合)で1セットとなっている帳票をそのまま読み取ることはできません。帳票の種類ごとに分けて読み取る必要があるため、下記の方法をご検討ください。
設定例1
- Intelligent OCRで表面用と裏面用に対してそれぞれ帳票設定をします。
- Elastic Sorterの仕分けトレイにIntelligent OCRで設定した表面用と裏面用の帳票を設定します。
- Elastic Sorterで仕分けたい帳票をアップロードします。 (もし、表で1ファイル、裏で1ファイルになっている場合は、表・裏の順にファイルをアップロードして下さい。アップロードした帳票順にCSV出力が行われます。)
- Intelligent OCRでエントリーまたはベリファイを完了後にElastic SorterからCSVダウンロードを行います。
表裏2ページで1ファイルのPDFの場合は、Intelligent OCRの設定のデータ加工設定で「ファイル名取得処理」を設定することで、CSVの特定の列にファイル名が出力されるため後から表と裏のCSVデータを突き合わせることが容易になります。
設定例2
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表と裏の2枚を並べて、1枚(2 in 1)の帳票としてスキャンします。
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Intelligent OCRで見開き(2 in 1)の状態の1枚の帳票としてアップロードし、帳票設定をします。
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読み取り用のファイルも2 in 1の形式でスキャンをしてアップロードします。
- エントリーまたはベリファイを完了後にCSVダウンロードを行います
- 見開き(2 in 1)のように並べて1ファイルとしてスキャンする際に、表裏の帳票の間に隙間ができる等、 設定したベースになる帳票と差異のないようにスキャンいただきますようお願いいたします。
- 各種PDFツールでは、例えばA4(縦)で2ページを、A3(横)で1ページの2 in 1のPDFとして出力することもできますのでお試しください。