エントリー画面にOCR結果をどのように表示するのかと、エントリーの回数(人数)を何回にするかをワークフローで設定します。
帳票設定画面で読取範囲毎にワークフローを設定します。
<ワークフローの種類>
OCR︓OCR読取をしますが、エントリー画⾯には表示しません。
エントリー︓OCR読取をせずに、エントリー画⾯で⼿⼊⼒します。
OCR & エントリー(デフォルト設定)︓OCR読取結果をエントリー画⾯で⽬視チェックします。
<ワークフローの回数>
エントリー、またはOCR & エントリーを複数回設定することで、複数のユーザがエントリーをすることができ、ダブルチェックやトリプルチェックの業務フローを組むことができます。OCRでの誤読やエントリー時の修正間違いを防ぐ確率が高まります。
エントリーを含むワークフローを2つ以上設定した場合は、別のエントリー作業者が別のアカウントでログインをして、対象の読取ユニットのエントリー作業を行う必要があります。
<ベリファイ>
ワークフローを2回以上設定をして、エントリーまたはOCR & エントリーを選んでおくと、ベリファイの機能を使⽤できます。
- ワークフロー1を「OCR」、ワークフロー2を「OCR & エントリー」でもベリファイは機能します。
- ベリファイとは、例えば1回⽬と2回⽬のエントリー結果が異なる(どちらかが間違っている)項⽬がある際に、差異を確認して確定する作業です。
設定した回数分のエントリー完了後に「ベリファイ」をクリックすると、ベリファイ画⾯でその差異が⾃動的に表⽰されます。
- 正しい方を選択して確定します。
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「正しいものがない」を選択した場合は、もう一度エントリーすることになります。
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「判別不能」を選択した場合は、CSVファイルに出力した際、当該項目の値が「●」となります。